コード進行(曲の中でのコードの流れ)の中でのボイシング(押さえ方)について動画を交えて解説します
コードの基本を確認したい方はこちら
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コード進行でのコードのボイシング(押さえ方)
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こちらの記事を読まれた方は、
コード進行でのコードのボイシング(押さえ方)の記事が内容が重なります
コードを使ってピアノ伴奏をしてみよう|カノン進行へお進みくださいませ
C→Am→F→G7→C
まずはコードを順に弾く場合のボイシングの考え方についての説明をしますね
基本形で弾いていく
順番にコードを弾いていくとポジションが上下して流れがスムーズではないですよね
これはトップノート(一番高い音)が上下に動いており、なだらかではないからです
転回形でつながりを意識して弾いていく
トップノートの動きがなだらかで音の流れがスムーズに聞こえますね
パターン①
パターン②
パターン③
※左はルート
※パターン②のボイシングはトップノート(一番高い音)をなだらかにするために弾いているが
左でルート(ソ)を弾いているため右手(ソ)は弾かなくても良い
コードを使ってピアノ伴奏をしてみよう|カノン進行
楽曲の中でよく用いられるカノン進行と呼ばれるコード進行を例に
コードを順番に弾いていますのでどのように転回しているかチェックしてみて下さいね
基本形・転回形
基本形:ルート(R)が一番下の形
第1転回:ルートが1番上の形
第2転回:ルートが上から2番目の形
トライアド(3和音)は音が3つなので3種類のボイシング(押さえ方)
テトラッド(4和音)は音が4つなので4種類のボイシングがあります
転回形が理解できたらコードがスムーズにつながるようにボイシングを考えましょう
カノンコード進行(key=C)
基本形で弾いていくのはNG
以下の楽譜のように
基本形で順番に弾いていくとルートが上下に移動するため
トップノートもそれに伴って大きく上下してしまいます
聞いた感じなだらかでなく音楽的にあまり良くありません
転回形
前のコードのトップノートに近い音になるよう転回することで
トップノートの動きがなだらかになるため音の流れがスムーズに聞こえます
パターン1:Cをミ・ソ・ドのポジションから始めた場合
パターン2:Cをド・ミ・ソのポジションから始めた場合
手順
サラッと言っていますが、身につけるには時間がかかるかもしれません
少しずつ日々の練習に取り入れるようにするとストレスなく定着していくと思います
まとめ
今回はコード奏法の中の伴奏形についてお話ししました
書いてある譜面のピアノソロを演奏するときにはあまり必要ないかもしれませんが
アンサンブル・弾き語り・バンド演奏など
メロディーをピアノで取らない場合に必要な奏法です
コードが理解できていると書き譜を弾く際にも
楽曲の流れがつかみやすくなったり、譜読みを軽減できます
ぜひ、日々の練習に少しずつ取り入れてみてください!
最後まで読んでくださりありがとうございました!