【楽典】動画あり|スケールとカデンツ①

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コード・楽典・音楽理論

ピアノを始めると基礎練習は何をしたらいいんだろう?

と悩む方もいると思います

曲を弾く前に少し基礎練習をすると指もほぐれますし

ピアノを弾く技術が

身についていくのでオススメです

今回はスケールとカデンツについてのお話です

軽く理論的なお話をしますが

楽譜と動画を載せていますのであまり難しく考えずに

ご覧いただけたらと思います

akiko
akiko

音楽理論の入口を少しかじりましょう

スケールとは日本語で表すと音階です

音階とは音の階段のことで

ある音から一定の規則で順に並んだ音の集まりのことをいいます

とても有名なのは

ドレミファソラシドというスケール

誰もが耳にしたことがあるのではないでしょうか?

【ゆっくり練習用】Cメジャースケール|カデンツ

これはハ長調の音階で、英語では

Cメジャーのスケールという呼び方をします

スケールの後の和音はカデンツといいます

カデンツとは終止形の和音進行のことです

かんたんに説明すると

そのキー(調)のコード(和音)による終止するための

コード進行の定型です

この曲はこのコード進行で曲が終わりますよ〜という感じですね

詳しくはコードの機能も含めこちらの記事で説明しています

キー(調)は24種類もあるのですが

初心者の間は♭2つ、♯2つまでのメジャー(長調)とマイナー(短調)

スムーズに弾けるようにすると良いです

なぜなら初級の曲は♭2つ、♯2つまでくらいのキーが多いからです

初めからあまり使うことのない調を覚えていくより

曲によく出てくるキーをまず練習した方が、ムダがないと思います

では各キーの楽譜とそれを演奏した動画をご覧ください

Cメジャー(ハ長調)とAマイナー(イ短調)|調号なし

Cメジャー

【ゆっくり練習用】Cメジャースケール|カデンツ

Aマイナー(ナチュラル・ハーモニック・メロディック)

【ゆっくり練習用】Aナチュラルマイナー・ハーモニックマイナー・メロディックマイナースケール|カデンツ

マイナーのスケールは3種類ありますが

この中で最も頻度が高いのがメロディックマイナースケール(旋律的短音階)です

初めはメロディックマイナースケールを練習すると良いです

Fメジャー(ヘ長調)とDマイナー(ニ短調)|♭1つ

Fメジャー

【ゆっくり練習用】Fメジャースケール|カデンツ

Dマイナー(ナチュラル・ハーモニック・メロデイック)

【ゆっくり練習用】Dナチュラルマイナー・ハーモニックマイナー・メロディックマイナースケール|カデンツ

Gメジャー(ト長調)とEマイナー(ホ短調)|♯1つ

Gメジャー

【ゆっくり練習用】Gメジャースケール|カデンツ

Eマイナー(ナチュラル・ハーモニック・メロディック)

【ゆっくり練習用】Eナチュラルマイナー・ハーモニックマイナー・メロディックマイナースケール|カデンツ

B♭メジャー(変ロ長調)とGマイナー(ト短調)|♭2つ

B♭メジャー

【ゆっくり練習用】B♭メジャースケール|カデンツ

Gマイナー(ナチュラル・ハーモニック・メロディック)

【ゆっくり練習用】Gナチュラルマイナー・ハーモニックマイナー・メロディックマイナースケール|カデンツ

Dメジャー(ニ長調)とBマイナー(ロ短調)|シャープ2つ

Dメジャー

【ゆっくり練習用】Dメジャースケール|カデンツ

Bマイナー(ナチュラル・ハーモニック・メロディック)

【ゆっくり練習用】Bナチュラルマイナー・ハーモニックマイナー・メロディックマイナースケール|カデンツ

まとめ

オススメの楽典教本

クラシック志向の方はこちら
      ↓

ポピュラー志向の方はこちら
      ↓

ハノンなど練習教本を見ると

全部のキー(調)が掲載されていますが

一度に全て練習するのではなく

弾こうとしている曲のキーのスケールとカデンツを練習してみてください

スケールとカデンツを弾くことで

調性が耳に残るので曲を弾く上で導入しやすくなります

練習しているとよく♭や♯を落としてしまう

と思う方はスケールとカデンツを弾いてから曲を弾くと

すんなりいくかもしれません

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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