左手が書いていない楽譜は
どうやって弾いたらいいの?
今回はCメロ譜のアレンジ方法をご紹介します。
Cメロ譜とは
コードネーム付きの1段譜で
コード付きのメロディー譜のことを意味します。
今回は『ハナミズキ/一青窈』を題材に、
Cメロ譜のアレンジの方法中級編をご紹介します。
”中級”Cメロアレンジ|『ハナミズキ』編
右手:メロディーの下にコードトーンを重ねる(ハーモニー付)
左手:1オクターブ以内のアルペジオとコードストローク(2音〜3音)
※楽曲中の場面に合わせてアレンジします。
Intro・Ending
右手:メロディー+コードトーン
・メロディーの下にコードトーンを1音重ねることでハーモニーが生まれます。
左手前半:アルペジオ(コード分散)
・コードをルートから順に弾いていきます。
左手後半:4部音符ストローク(4つ打ち)|ブロックコード奏
・ルートと3rdを4分音符で弾きます。
A
右手:単音メロディー
左手前半:4分音符ストローク(4つ打ち)2音|ブロックコード奏
・Introと同じくルートと3rdを4分音符で弾きます。
左手後半:4分音符ストローク(4つ打ち)3音|ブロックコード奏
B
右手:メロディー+コードトーン
左手:アルペジオ(コード分散)
C
右手:メロディー+コードトーン(2〜3音)
・3音にすることでよりサウンドに厚みが出ます。
サビなど盛り上げたいときは音を重ねると良いです。
左手:アルペジオ
・初級アレンジと同じく1オクターブ以内のアルペジオです。
ルート→5th→ルート
ルート→3rd→5th
ルート→3rd→7thの順に弾いていきましょう。
左手:ブロックコード(2〜3音)
・1拍ごとにコードが変化する箇所は、
ルート+7thまたはルート+3rd+7thを4分音符で弾きましょう。
初級アレンジと中級アレンジとの違い
・右手:単音メロディー
・左手アルペジオ:1オクターブ以内のアルペジオ
・左手コード:ルート+3rd、ルート+7th
・右手:メロディーにコードトーンを重ねてハーモニーをつける。
・左手アルペジオ:1オクターブ以内のアルペジオ
・左手コード:初級コード+ルート+3rd+7th(3和音)
中級者向けCメロアレンジのポイント
コードを3和音で弾くことで、サウンドに厚みが出て
初級アレンジよりも豊かな響きになります。
コードを展開形で押さえられるようにして、
メロディーの下にハーモニーをつけてサウンドの違いを聴き比べてみてください。
※展開形:メロディーを1番上(トップノート)にしてコードを並び替えること
最後まで読んでくださりありがとうございました!