楽譜を見ながら右手だけ、左手だけは弾けるのに
両手になると弾けない。そんな悩みありませんか?
今回は楽譜を見ながら両手で弾けるようになる方法を
普段生徒さんにレッスンをしてる実体験からお話しします
月間70名の大人の生徒さんにピアノや音楽理論を指導している
私がお話しします!
以前曲を弾けるようにする手順として
片手ずつ導入した方が良いというお話をしました
詳しくはこちらの記事をご覧ください
両手に合わせるときの難易度は、片手ずつ弾くのと比にならないくらい難しいですよね?
私がレッスンしている生徒さんも、苦労されている方がいます
私が考えるトレーニング方法は
短くてやさしい練習曲で両手奏を鍛える
※やさしい練習曲とは右手、左手それぞれ片手ずつなら2〜3回で弾けるレベルの曲
※両手奏とは右手、左手を同時に弾くこと
- 4小節〜8小節ほどの練習曲を選ぶ
- 片手ずつを軽く練習する(スラスラ弾けるようになるまでではなく、音を確認する程度)
ここから両手
- 1拍ずつ、右手左手をどこで合わせたら良いか確認しながら1小節弾く
- 1小節を間違えずに弾けたら2小節目も1拍ずつ合わせる
- 1〜2小節を通す
- 同様3〜4小節を通す
- 1〜4小節を通す
右手の音と左手の音を同時にに弾く箇所を縦の線で合わせていくこと
※縦の線で合わせるとは、1拍目2拍目や、細かい音価だと1拍めの裏とか2拍目の裏ごとに合わせること
※音価とは拍の長さのこと♩=1拍 ♪=半拍など
両手奏で弾けるようになってから、覚えて楽譜を見ずに弾くのはNG
両手で弾くまでは楽譜を見ながら弾くのに弾けるようになると
楽譜を見なくなるということはよく見受けられます
何回も弾くことで指が動きを覚えるからなのですが、なめらかに弾けてからも
楽譜を目で追いながら音名を確認しつつ弾きましょう
音名を書くことはNG
ド、ミ、ソと音符の横に音名を書いていませんか?
全部の音に音名を書くのではなく、どうしても読みにくい音だけにしましょう
音域が広かったり和音が出てきたり、音を読みながら弾くのは難しいですが
両手奏を鍛えるトレーニングでは自身の実力よりも簡単で短い練習曲を選び
両手で楽譜を読みながら弾く練習をしていきましょう
まとめ
初心者がト音記号の音とヘ音記号の音を同時に見て弾くことはとても難易度が高いですが
両手奏をスムーズにできるようになると
1曲弾けるようになるまでの時間がグッと短縮します
結果、たくさんの曲が弾けて楽しいですよね
長い曲で両手奏のトレーニングをすることは大変です
しかし短くて簡単な曲なら、毎回の練習の一部に取り入れることで実力がついていきます
ピアノを始めたあなたを応援しています!
最後まで読んでくださりありがとうございました!