ピアノの練習をしている方の中には
コードを勉強している方も多いのではないでしょうか?
実際ピアノで演奏するときどのように弾いたらいいの?
と感じている方もいらっしゃるのではないかと思います。
今回は初歩的なコードを理解してピアノを両手で演奏する方法をご紹介します。
- 初心者向けコードを活用して両手でピアノ演奏する方法
- 具体的な演奏手順
ピアノは考えているだけでは弾けるようになりません。
難しく考えずにまずトライしてみましょう!
1.コードとは何か
「コードってギターを弾く人が覚えるものでしょ?」
と思う方もいるかもしれませんが、それは間違いです。
コードとは
ハーモニーのことで、重なった音の響きのことをいいます。
例えばバンドで演奏する場合、
ベースが低音部を弾きサウンド全体を支えます。
その上にピアノやギターがハーモニーをのせます。
さらにボーカルやサックス、バイオリンなどの旋律楽器がメロディーを奏でます。
これらが一体になることでハーモニーが生まれます。
このハーモニーがコードの響きということです。
単音しか出せない楽器やボーカルは一人でハーモニーを演奏することはできません。
しかしピアノやギターは同時にたくさんの音をだすことができます。
その中でもピアノは楽器の中で最も音域が広く、
メロディーとハーモニーを同時に演奏することができます。
すなわち、右手でメロディー、左手でハーモニー(コード)を弾くことで
ピアノソロの演奏が生まれます。
2.実践!ルートを使って両手で弾いてみよう
ルートを確認しよう
コードの基本、ルートを演奏していきましょう。
コード(ルート含む)は英語で表します。
英語:C・D・E・F・G・A・B・C
イタリア語:ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド
楽譜の音と英音名、鍵盤の位置を順番に確認しよう
【例】
楽譜上のド→コードのC→鍵盤上の位置を確認。
逆のパターンもできるようにしましょう。
【例】
コードのC→楽譜上のド→鍵盤上の位置を確認。
楽譜上の音・コードの英音名・鍵盤上の位置
この3つが瞬時に出てくるまで、繰り返し練習しましょう。
ルートを左手で弾いて両手にしてみよう
ハッピーバースデートゥーユーを例に練習してみましょう。
1.コードのルートを確認。(C→ド、G→ソ・・・)
(今回はルートの隣にある7やm7は考えません。)
2.鍵盤上で左手で順に弾いていく。
3.右手のメロディーを弾く。
4,メロディと一緒にルートを弾いていく。
※表記してある箇所でルートを弾き、次のコードが出てくるまで押さえたままにする。
まとめ
コードを使ってピアノを両手で弾く手順をご紹介しました。
参考動画を見ながら練習してみてくださいね!
この方法がマスターできれば、簡単に両手で演奏することができるようになります。
色々な曲で練習してみましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。