ピアノを始めて楽器を購入するとき電子ピアノを選ぶ方は多いのではないでしょうか?
私のレッスンに通ってくれている生徒さんも、電子ピアノの方が1番多いです。
電子ピアノを選んだ理由の一つに
時間を選ばず、周りに気を遣うことなく練習できるから
という方もいらっしゃると思います。
電子ピアノを購入した際にヘッドホンが付属していたと思いますが、付属のヘッドホンは簡易的です。
ヘッドホンを変えることで音の聴こえ方が大きく変わります
ご自身に合ったヘッドホン選びのご参考にしてみてください
楽器用のヘッドホンの良いところ
音質が良い
高音域から低音域まで細かい音まで聞き取りやすく自然に聴こえる。
装着感が良い
イヤーパッドのクッション性が高く、耳にフィットする。
耳にかかる圧力も計算されており、疲れにくい。
普段のレッスンで使用したり、私が実際に使用してみて、電子ピアノを練習する際にオススメのコスパの良いヘッドホンを選びました!
ヘッドホンの種類
クローズド型の特徴
・音が外にもれにくく外部からの音も入りにくい。
・周囲の音をブロックするため、周りの音を気にせず集中できる。
・音抜けしないため、小さな音のパートや残響など細部までよく聞こえる。
・耳に密着するため長時間着けていると蒸れたり、耳が痛くなる。
オープンエアー型の特徴
・音が外にもれやすく外部からの音も入りやすい。
・周囲の音が少し聞こえ、周囲の呼びかけにに応えることができる。
・音抜けがよく自然に聴こえる。
・耳に負担が少ないため長時間つけていても疲れにくい。
オススメのヘッドホン
オーディオテクニカ
audio-technica ATH-EP300
ATH-EP300は楽器用モニターのために作られたオープンエアー型(開放型)ヘッドホン
弾く歓びをさらに深めてくれる電子楽器用オープンエアーモニターヘッドホン。
上位機種の基本構造を踏襲した演奏の楽しみを向上させる楽器用モニターヘッドホン。
低域から高域までバランスの取れたナチュラルサウンドを再生します。
引用:オーディオテクニカ公式ホームページより
audio-technica ATH-EP700
ATH-EP700はATH-EP300より
さらに低音域〜高音域まで高音質に聴こえるオープンエアー型(開放型)ヘッドホン
すべての楽器演奏者に最適な軽量&高音質の専用モニター。
躍動感のある低音域から繊細な高音域までバランスよく再生。演奏の楽しみを向上させる楽器用モニターヘッドホン。
電子ピアノなど、楽器演奏用にチューニングした新設計φ40mmドライバー採用。
引用:オーディオテクニカ公式ホームページより
レビュー
着け心地:重さ140gで軽量、オープンエア型(開放型)なので耳が圧迫されず長時間演奏していても疲れない。
外部の音が聞こえ、着けたまま会話ができる。多少音がもれる。
コードが邪魔にならない:コードプッシュを後方に設置しているため背面側に回せる、長さは標準的な2メートル。
持ち運びに便利:スイーベル機構(イヤーの部分の角度を自由に変えられる)ハウジング部がフラットになり持ち運びに便利。
変換プラグが付属:6.5mm変換プラグが付属
(プラグには3.5mmと6.5mの2種類の形状があり電子ピアノ側の端子とヘッドホン側のプラグの形状が異なった場合変換プラグが必要になる)
違いは700の方の音質の良さ。音に立体感があり、低音域から高音域まで音の細部まで再現され迫力ある音を感じられる。
個人的には音質の良さで700がオススメです
1度購入したら長く使えますし!
Roland
Roland RH-5
RH-5は楽器練習だけでなくさまざまな用途にも使えるクローズド型(密閉型)ヘッドホン
デジタルピアノや電子ドラム、ギターの練習からミキシングのチェック、あるいは好みの楽曲を手軽に楽しむなど様々な用途に使える密閉型ヘッドフォンです。お求めやすい価格ながら、幅広い音域とダイナミクスの再現性に優れた高性能40mmドライバーを搭載。快適な装着感で高品位な音楽をお楽しみ頂けます。いつでもどこでも場所を選ばず、楽器演奏やリスニングの日々のパートナーとして活躍するヘッドフォンです。
引用:Roland公式ホームページ
Roland RH-A7
RH-A7は電子楽器演奏のために作られたオープンエアー型(開放型)ヘッドホン
デジタルピアノなどの電子楽器演奏に最適なオープンエアー(開放型)ヘッドフォンです。デジタルピアノの表現力豊かなサウンドに包まれながら、静かに練習に集中することができます。RH-A7の再生部分は煌めくような高音から存在感のある低音まで、ローランドピアノの表現力やダイナミックレンジを素直に再生できるよう設計されています。また、オープンエアーの設計により外部の音が聞き取りやすく、例えばレッスン中でも講師とインタラクティブに会話することが可能です。
引用元:Roland公式ホームページより
レビュー
RH-5
着け心地:大型ハウジング(耳を覆ってくれる)ながら、軽量設計190g、安定した装着感と心地よいフィット感
クローズド型(密閉型)なので外部からの音の影響が少ない。
コードが長い:3メートルあるので着けたままの取り回しに余裕がある。
持ち運びしづらい:コンパクトにならないため、カバンの中で幅をとってしまう。
変換プラグが付属:6.5mm変換プラグが付属
(プラグには3.5mmと6.5mの2種類の形状があり電子ピアノ側の端子とヘッドホン側のプラグの形状が異なった場合変換プラグが必要になる)
- バランスのとれた、ナチュラルでフラットな音質
- 大型ハウジングながら、軽量設計で安定した装着感と心地よいフィット感
- 楽器用だけでなくオーディオ・リスニング用途にも向いている。
RH-A7
着け心地:重さ200g、オープンエア型(開放型)なので耳が圧迫されず長時間演奏していても疲れない。
オープン型(開放型)なので外部の音が聞こえ、着けたまま会話ができる。多少音がもれる。
コードが長い:3メートルあるので着けたままの取り回しに余裕がある。
持ち運びしづらい:コンパクトにならないため、カバンの中で幅をとってしまう。
変換プラグが付属:6.5mm変換プラグが付属
(プラグには3.5mmと6.5mの2種類の形状があり電子ピアノ側の端子とヘッドホン側のプラグの形状が異なった場合変換プラグが必要になる)
特徴
- ピアニシモの繊細なサウンドから、強い打鍵のフォルテシモまでバランスの取れた音質
- 布製イヤーパッドを採用し、心地よく安定したフィット感
ハウジング部分(耳を覆う部分)が大きめでフィット感があり
コードが長いので着けたままの可動域が広いなど使い勝手を求めている方にオススメ。
YAMAHA
YAMAHA HPH-50
HPH-50はバランスの良い音質が楽しめるクローズド型ヘッドホン
コンパクトでシンプルな外観と本格的な音質が楽しめるエントリーヘッドホン
バランスよく調整された低音/高音で電子楽器の様々な音色・ソング再生時にも聴き応えのある高い音質を再現したシンプルなヘッドホンです。
引用:YAMAHA公式ホームページより
YAMAHA HPH-100
HPH-100は快適な音質と装着感を兼ね備えたクローズド型ヘッドホン
クローズド型ならではの迫力あるサウンドとリッチな音色を実現。快適な音質と装着感を兼ね備えたクローズド型ヘッドホン。
バランスよく調整された低音/高音で電子楽器の様々な音色・ソング再生時にも聴き応えのある高い音質を再現。また演奏に集中いただけるようシングルコードにより首回りをすっきりさせた快適な付け心地のヘッドホンです。
引用:YAMAHA公式ホームページより
レビュー
HPH-50
着け心地:重さ130gで軽量、耳の角度に合わせて90度回転できるスイベル機構を採用しているので
クローズド型ながらコンパクトなため長時間の演奏でもストレスなく使用できる。
クローズド型(密閉型)だが、ハウジング部分(耳を覆う部分)が小さいため外部の音は多少聞こえ、多少音もれする。
コードの長さ:標準的な2メートル
持ち運びに便利:ハウジングが90度に曲げることができるため、フラットになり持ち運びに便利
変換プラグが付属:6.5mm変換プラグが付属
(プラグには3.5mmと6.5mの2種類の形状があり電子ピアノ側の端子とヘッドホン側のプラグの形状が異なった場合変換プラグが必要になる)
特徴
- シンプルなデザインと使い勝手の良いコンパクトサイズ
- 小ぶりながら迫力のあるサウンドが楽しめる。
HPH-100
着け心地:重さ148gで耳の角度に合わせて自由に変えられるスイベル機構を採用しているので、クローズド型ながら長時間の演奏でもストレスなく使用できる。
クローズド型(密閉型)でHPH-50よりもハウジング部分が大きいので安定した装着感と外部の音が聞こえにくく、ほとんど音もれしない。
コードの長さ:標準的な2メートル
持ち運びに便利:スイーベル機構(イヤーの部分の角度を自由に変えられる)ハウジング部がフラットになり持ち運びに便利
変換プラグが付属:6.5mm変換プラグが付属
(プラグには3.5mmと6.5mの2種類の形状があり電子ピアノ側の端子とヘッドホン側のプラグの形状が異なった場合変換プラグが必要になる)
特徴
- 全帯域のバランスが良く大型スピーカーのような聴き応えのある高い音質を再現
- 迫力あるサウンドと厚みのあるサウンドを楽しめる。
個人的にはHPH-100はオススメです。
フィット感、音の迫力、デザインも良くコスパがいいと思います。
確認しよう!ヘッドホン端子とプラグの形状
電子ピアノのヘッドホン端子とヘッドホンのプラグは合っているか。
(端子凹、プラグ凸)
形状があっていない場合、変換プラグが必要になります。
ヘッドホンに変換プラグが付属している場合もあります。
ヘッドホン側のプラグ
ステレオ標準プラグ(6.3mm)
ステレオミニプラグ(3.5mm)
電子ピアノのヘッドホン端子
ステレオ標準フォーン端子(6.3mm)
ステレオミニ端子(3.5mm)
電子ピアノ側の凹とヘッドホン側の凸が同じサイズならそのまま挿入できます。
異なっている場合は変換プラグが必要になります。
変換プラグ6.3mm→3.5mm
変換プラグ3.5mm→6.5mm
電子ピアノの練習にはヘッドホンは欠かせませんね。
ストレスなく快適に練習できるヘッドホンを探してみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました!