ピアノを弾けるようになリたい!
でも音楽教室に通うのはハードルが高いし、
独学では何から手をつけたら良いのか分からない・・
そんな方にオススメの独学以上レッスン未満のピアノ練習アプリ『Skoove(スクーヴ)』
現役ピアノ講師である筆者が
ピアノ初心者の方向けに、
オススメの使い方や実際に使ってみて感じたことをレビューしていきます。

何から始めたら良いか迷っている初心者の方にオススメのアプリです。
実際に使ってみたら、
ピアノを弾くにあたって大切な要点が押さえられており、
初心者が無理なくピアノを学習できる内容になっていました。
これからピアノを始める方に向けてポイントやオススメの使い方をご紹介します!
Skooveってどんなアプリ?
利用方法は?
スマホ | タブレット |
Android/iPhone | Android/iPad |
⭕️ | ⭕️ |
アプリ | アプリ |

登録はWebサイトからもできますが
レッスンはアプリで行います。
料金体系は?

プレミアムプラン | フリープラン | |
特徴 | 全てのレッスン | 3レッスンのみ |
料金 | 12ヶ月プラン:14,796円(1,233円/月 ※7日間無料トライアル適用可 3ヶ月プラン:5,799円(1,933円/月) 1ヶ月プラン:2,800円 | 無料 |
Skooveの一部機能は、ユーザー登録のみで利用できます。
ただし、使えるのは無料レッスン3つのみです。
同じ内容の繰り返しになるため、
無料プランのみでピアノを弾けるようになるのは難しいでしょう。
有料プラン「Premium」なら、初心者の初めの一歩から
クラシック・ポップスなど収録曲の練習まで、
すべての機能を利用可能です。

有料プラン「Premium」は7日間の無料トライアル期間があります。
もし向いていないと感じたら期間内に解約すば料金は発生しません。
では、実際に内容をレビューしていきますね!
Skoove7日間トライアル導入方法
ユーザー登録

メールアドレスまたはApple、Google、facebookのアカウントでユーザー登録をします。
支払い方法の登録

※7日間の無料トライアルの適用は12ヶ月プランのみです。
支払い情報の登録が必要ですが期間内にキャンセルすれば料金はかかりません。
コースの概要とレッスン曲〜初心者から上級者
初心者1・2・3
『歓喜の歌』『オーラリー』『スカボロフェアー』など
基本コード(3和音)の学習と演奏方法

初心者1コースについて
後ほどご紹介します。
中級者1・2・3
『月光』『山の魔王の宮殿にて』『ピアノ・マン』など
コード(4和音)の学習と演奏方法
さまざまなスケール(音階)練習
上級者クラシック
『エリーゼのために』『パッヘルベルのカノン』『ジムノペディ1番』など
さまざまなスケール(音階)練習
上級者ポップ
『イマジン』『レット・イット・ビー』など
コードを使った発展的な学習と演奏方法
初心者レッスンの流れ
初心者1-レッスン1〜ピアノの”基本のキ”
コースから初心者1を選択します。(初心者1〜3まであります。)

初心者1コースはレッスン1からレッスン15までで構成されています。
初心者1のレッスン1を見ていきます。

1つのレッスンは8つのセクションで構成されています。


1つ1つクリアしていくことで自然にステップアップできる構成になっていますので
無理なく進められます。具体的に内容を見ていきましょう。
レッスン1は『歓喜の歌』のメロディーを右手で演奏することが目標です。

数字は指番号と呼ばれ、楽譜の音をどの指で弾くのか示しています。
1:親指 2:人差し指 3:中指 4:薬指 5:小指
これらの説明は指番号のセッションで説明されています。

水色のバーによって演奏する箇所を、鍵盤上と楽譜上で確認できます。

評価をONにすると音声認識により正しい音で演奏できているか判別してくれます。

間違えても大丈夫!
”ループツール”により繰り返し練習できます。




8つのセクションを順に進めていけば、『歓喜の歌』のメロディーがスムーズに演奏できますよ!
楽譜の読み方(初心者1)
読譜の練習と楽譜の読み方のコツを
レッスン1〜10のセッションで細かく説明しています。
レッスン10の楽譜です。
ド〜ソまでの音程と4分音符、4分休符、2分音符、2分休符、全休符を
楽譜から読み取って演奏することを目標とした内容になっています。


読譜力(楽譜を見て演奏する力)をつけることが上達する上でとても大切です。
演奏技術1(初心者1)
指の強さや独立など演奏技術の基礎が学習できます。
演奏技術1では音階の基礎を練習する内容です。
レッスン1の楽譜です。
Cメジャースケール(ハ長調の音階)の予備練習と
繰り返し演奏することによる指のトレーニングを目標とした内容になっています。


しっかり強く打鍵することがポイントです。
親指が強く、小指が弱いなど音の大きさがムラにならないように気をつけて練習しましょう。
初心者1のまとめとポイント
- 初心者1は『歓喜の歌』『聖者の行進』などの名曲をお手本動画をマネして演奏するだけでなく、ピアノを弾く上で必要な要素を少しずつ取り入れながらステップアップしています。
- 内容としては、初心者1の中にレッスン1〜15まであり、音符の長さや拍子記号、フラットの説明などの楽典的な要素や黒鍵、ヘ音記号、強弱など様々な演奏方法についてレッスンしていきます。
言葉で聞くと難しく感じるかもしれませんが、
少しずつ順を追って進みますので
初心者の方も安心して進められる内容でした。
まとめとピアノ講師の本音
『歓喜の歌』や『聖者の行進』などの名曲でピアノの基礎を学び、
楽譜の読み方の項目や、演奏技術の項目で
ピアノを弾くための演奏力と音楽に必要な知識を補完しつつ
緩やかにステップアップできる内容になっています。
筆者は大人のピアノ講師をしており、月に70名以上の生徒さんをレッスンしています。
その中で生徒さんの半数が初心者でピアノを始めた方です。
年齢も40代〜70代と幅広いのですが、
今回ご紹介したSkoove(スクーヴ)は、
普段生徒さんに教えている内容とよく似ており、非常に分かりやすいアプリでした。
7日間の無料トライアルがあるので、一度試してみる価値はあると思います。
ただ、内容が盛りだくさんですので、練習時間がたくさん取れる時に
お試しされることをおすすめします。
ピアノを弾けるようになるために何から始めたら良いのか迷っている方の
参考にしていただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!